2025年11月8日、千葉県文化会館・大ホールで開催された「JIA建築家大会2025」のセッション「ケアと建築」に、当法人 副代表で建築家の林 恭正が登壇しました。
| 開催日時 | 2025年11月8日 14:15〜15:45 |
|---|---|
| 会場 | 千葉県文化会館・大ホール |
| セッション | 「ケアと建築」(JIA建築家大会2025) |
| 詳細 | JIA建築家大会2025「ケアと建築」セッション詳細ページ |
ここ数年つづく主要な建築賞での福祉施設の受賞は、福祉分野の建物に対する社会的関心の高まりを示しています。こうした受賞作品をはじめ、比較的若い世代の建築家たちは、上の世代があまり手がけてこなかった福祉関係の施設に積極的に関わっています。また福祉関係者の側にも、若手建築家との取り組みに意欲的なケースが見られます。比較的地味で、機能を優先するタイプの施設だと思われてきた福祉分野の建物が、なぜ今日これほど注目されるのでしょうか。
そして昨今、福祉施設が単独で閉じるのではなく、開かれたつくりとしたり、福祉的な用途とそれ以外のプログラムを複合させることで開かれたケアの場が生まれるなど、「ケアの社会化」ともいえる現象が広がっています。福祉施設が地域コミュニティの拠点となる事例も見られます。人々が他者への思いやりを持ち、インクルーシブな社会を目指すなかで、「ケアと建築」の意味や可能性を議論する場となりました。